記事一覧

コットンで肌をふくことは、黒ずみのもとに

パッティング以外のもうひとつのコットンの使い道として、「ふきとり」があります。ふきとりタイプのメイク落としもありますし、角質をとるなどの目的でふきとる化粧水もあります。しかし、コットンでふくことは肌に微細な傷をつけ、それが長年蓄積されると肌は黒ずんでいきます。ティッシュでふきとる人もいますが、ティッシュはコットンよりもさらに肌を傷つけます。メガネだって、専用クロスでふかないといけないのです。コットンやティッシュでメガネをふいたら傷がつくのですから、肌ならなおさら傷がつきます。またふきとりを毎日続けていると、目に見えない傷があちこちにつくために段々肌が敏感になり、しみる、かゆみが出るなどの肌荒れを起こすこともあります。

特に最近よく見られるのが、ブースター化粧品によるトラブルです。ブースターとは「上げるもの」という意味をもちます。スキンケアにおいては、後でつける化粧水などを浸透しやすくするものとされ、最近、ブースター美容液などが登場しています。ブースター美容液はスキンケアの初めに使うもので、コットンにとって肌をふき、その後に通常通りの化粧水や乳液を使うという手順になります。ブースターの成分はAHAなど角質をはがすものが多く、要するにブースター美容液は従来からある角質ケア用のふきとり化粧水に近いものです。

角質をふきとってから化粧水などをつければ当然浸透しやすくなるのですが、毎日行うと肌の負担になることはいうまでもありません。化粧品は何でも浸透させればよいというものではなく、どの程度まで浸透させるかを見込んだ上で処方が決められています。わざわざ角質をはがして浸透させたりすると、かぶれてしまうこともあります。最近なぜか肌が敏感になって赤みやビリビリ感があらわれたという方に、「ブースター化粧品を使っていませんか」とお聞きしたところドンピシャだったというケースが多数ありました。肌が弱い方は注意しましょう。